個人のお庭ですと、最初2、3年でお手入れが難しくなってしまいまう方が多いようです。
その後、芝生を荒らしてしまいますと雑草が生えてきてしまい、除草剤を使うとさらに芝生を痛めてしまいます。
そのようになりますと結局張り替えするようになってしまいます。
芝生の張り替えは実際は非常に手がかかります。
最初の手入れが肝心です。
長く綺麗な状態に保つメンテナンス方法に関してもアドバイスをさせて頂きます。
写真の説明
現状
芝生が古くなってほとんど草ばかりになってしまったので張り替える事になりました
中央に立っているのはソテツの寄せ植えです。
古い芝生の撤去
古い芝生や草を根こそぎ取り除きます。
害虫や蟻の撤去にもなります。
広いところは機械で剥ぎ取ります。
狭いところはスコップ等で取りました。
客土
新しい良い土を入れて整地します。
軟らかすぎてもいけないので、少し締めて平らにします。
芝張り
芝の種類は一般的なヒメコウライ芝です。
ロータリーなので円形に張っていきます。
ソテツの下は希望があったので試しに西洋芝の種を播いてみました。
芝が青いので、すぐにきれいな芝生になっていきます。
芝張りの時期は3〜4月がベストですが6月頃までは大丈夫です。
工事によっては7〜9月を除いて通年やっています。
注意点
青くなった芝を張る場合には、乾燥しないように注意しながらやっていきます(土と芝に水かけ)。
芝生と土を密着させるため、ローラーをかけたり、上から叩いたりします。
肥料は根付いてから、少しづつ、様子をみながら播いていきます。
張ってからは乾燥しすぎないように時々水かけをしますが、水分がいつも多いと根が張ってくれないので。
極端にかけすぎないようにします